古き良きものを再生する。それはもはや住宅などの建築物だけにとどまりません。 古くなってもいい所はそのまま生かし傷んだとこだけを再生していくことでその寿命を延ばしていく。 これが本当の“エコ”ではないでしょうか?また古いものには必ずたくさんの思い出があります。 建て替えもいいですができることなら壊したくないですよね?そこでご提案させて頂くのがこの古民家再生工事。 数々の思い出を生かしながらどのように再生させていくかは無限に可能性があります。 もし工事をさせて頂けることがあればその思い出話もお聞かせくださいね! 思い出話の中にはこれからの再生工事に大変重要な要素がたくさんふくまれていると私たちは考えております。 それでは工事事例をご紹介させて頂きます!
長い間お住まいされていなくて空き家となっておりました築80年の建物です。 外部もそうですが中の方もかなり劣化が進んでいました。 まずは全体を調査し、傷んでいる箇所を修繕していき最終安心してお住まい頂けるように構造的な部分から再生していきます。
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Step1
まずは解体工事からです。古く傷んだ所を撤去していくわけですが、 何十年も前の建物となりますとこの工事の時に新たな発見や昔の工法に勉強させられることも多々あります。 また、その時代の新聞や雑誌なんかが出てきたりすることもあるんですよ! -
Step2
天井や床の解体が終わりとてもスッキリした状況となりました。 -
Step3
さぁ、ここからが本番です!初めの状況では見えなかった構造部材などが今はっきりと見えています。傷んでいる所や補強が必要な所はないかを細かくチェックしていきます。 -
Step4
床の下地ができ、隙間なく断熱材を入れていきます。以前の床はこの断熱材が全く入っていなかったので冬はすごく冷たかったでしょうね。これで冬場も安心です。 -
Step5
2階の床の補強状況です。全く傷んでしまっているものは新しく取り替え、必要なところは補強していきます。これで2階の床のたわみを改善できました。 -
Step6
天井下地の状況です。こちらも隙間なく断熱材を敷き込んでいきます。 -
Step7
こちらのお部屋は畳のお部屋でした。
古く傷んだ床下地をすべて撤去し、断熱材入りの新しい床下地にフローリングを貼っていきます。ナチュラルなイメージのあるメープル柄で仕上げました! -
Step8
2階のお部屋の天井がもともと低かったので高さを確保するため勾配天井とし、見えてくるこの小屋梁はあえて隠さずお部屋のアクセントとして生かすことにしました! -
Step9
階段も見違えるようにきれいになりました! -
Step10
駐車場のアスファルトも仕上がり遂に完成です!本当に見違えるような仕上がりになりました。外壁はこの外観を生かすため和風の耐久性の高いガルバニウム鋼板のサイディングを採用いたしました!